やっぱり鉄分の濃い日々 ≫ 車両形式:103系あれこれ
2008年3月14日
■576.浅香で撮影する
話は再び関西遠征編に戻ります。
大阪環状線での撮影を切り上げて次に向かった先は阪和線。私個人としても阪和線には長らくご無沙汰だったのと、高架化された南田辺-我孫子町を見たかったというのもあります。阪和線はまだ2921Mが健在だった頃は165系でよく通ったものでした。
今回向かう先は浅香。浅香の上りホームから大和川橋梁を渡る下り列車(というか和歌山方面)を狙うことにしました。ただ、このポイントは有名(国鉄時代の本にも何度か出ていたような)なので先客がいるかと思いましたが、意外にも到着してみると誰もいませんでした…

多少驚きながらもカメラをセットしていると、まず最初にやってきたのは天王寺行。しかもクモハが先頭で……、よく見たら片町線が電化区間を木津まで延長した時に誕生した、クモハ103-5000代の現在の姿となる2500代でした。しかもアーバンエリアでは貴重となった前面窓ガラスが黒Hゴム支持!!
確か2507だったのは覚えているので、どうやらJ426編成(Mc2507-M'591-T363-Tc163)のようです。

今度の改正で消滅する、JR難波発の関空快速・関西空港行。JR難波発の関空快速は日根野で分割する紀州路快速を連結していないので5両編成での運転となります。
しかもやってきたのは両端が2500代で中間車が0代のE801編成でした。

こちらは阪和線でもっとも普通に見られる103系です。J406編成(Tc68-M509-M'665-Tc220)。

今のところ阪和線でしか見られない、独特の前面表示をした205系1000代。通常の205系とは前面のデザインを逆にしたような感じです。H401編成(1001)かな?

こちらは阪和線の快速列車に使用されている221系。よく見るとパンタが2つあるので通称『220系』のようです。
奈良区の配置でもともと2連として新製されましたが、網干区の編成が新快速より撤退した時に一部の編成が奈良へ転属、その時に8連の一部が6連化されて、余った中間の2両が2両編成に組み込まれてこの変わった4連が誕生しました。

東海道・山陽緩行から阪和線に転じた205系。明石時代の7連4編から8連と6連2本ずつに組み替えて、どちらも103系との共通運用に入っています。どちらにせよ、JR西日本の205系は阪和線まで行かないと見られない形式です。
画像の編成は新K601編成のようです(最近K801編成からサハ2両を抜いて6連化されたため)。

今回のダイヤ改正で大きく姿を変える日根野区の223系。これまで5+3という編成でしたが、全編成4+4に組み替えられることになりました。恐らくは運用の効率化と思われますが、これに伴い複雑な編成組替が発生したようです。9日朝時点で森ノ宮区にMc+M+M+Tc×2の223系2500代が留置されているのを大阪城公園駅より確認しています。
E?+E808。

浅香での一番の収穫がこれかな?K609編成(Tc245-M387-M'543-M408-M'564-Tc264)。もとはというと、103系の体質改善車(40N)のテスト施行車だったりします。量産改造編成?と細かい所が違っており、前面のライトが原型そのままであったり、運行表示と行先表示窓の押さえが金属押さえだったりとか。
ただ、今回は『はるか』や『くろしお』系統はちょっと失敗してしまっているので、次回以降の宿題かな?と。
浅香での撮影を終えて、天王寺経由で久宝寺へと向かいました。
ゆず posted at 23:51 | Category : 車両形式:103系あれこれ, JR西日本
2008年3月12日
■574.大阪環状線の103系の現在
前回(No.573)では201系を取り上げましたが、こちらでは昔から走る103系の方を。
103系は201系の投入と同時に未更新車は廃車または他線区へ転出しており、代わりに状態の良い車両が集められて、昔ながらの低運転車を見る機会が減っています。
むしろ低運転車にも体質改善車(40N)はいるのですけどね…

モリ12(829-802)。最近になって奈良や日根野から森ノ宮に転入して、環状線でよく見かけるようになったタイプ。高運転車で体質改善の簡易メニュー(30N)施行車です。

モリ9(831-239)。画像のクハ103-239は環状線では少数派の低運転車でかつ体質改善工事を受けた車両です。同様の車両は他にはモリ7?のクハ103-182がいるだけです。

モリ11(261-800)。先頭のクハ103-261は森ノ宮区では唯一の低運転車で体質改善の簡易メニュー(30N)施行車。幣ブログではこれまでに何度か紹介したことがあるので見覚えのある方はいるかも。

モリ3(66-529)。先頭のクハ103-66は今のところ環状線で唯一の若番車。反対側のクハ103-529もこれまた貴重な片栓で編成の向きが固定されているの500代です。
※通常のクハは両栓で方転が可能
★本文中の編成の標記・内容についてはKishuji-Rapid-Serviceのホームページさんを参考にさせていただきました
ゆず posted at 23:07 | Category : 車両形式:103系あれこれ, JR西日本
2007年1月 6日
■385.関西遠征:大阪環状線103系の今
新快速で大阪に着いた後は環状線の撮影を1時間ほどしていました。大阪環状線では201系が前回訪問時と比べて頻繁に見られるようになり、103系を撮るなら今のうち!と思ったのもあります。
暫く撮影していると、環状線で見られる全てのタイプがゲットできました。ただ、モリ1編成(クハ103-1が入っている)はこの日は運用に入っていなかったのか、見ることはできませんでした。

クハ103-827
クハ103-827(モリ28)。このTc103-827を含むモリ28編成の全車両が体質改善工事を受け、207系なみの車内設備になっています。外観上でも通風器の撤去、窓枠の交換(大型のものへ)、前面ガラスのHゴム押え→金属枠押え、雨樋の形状変更、腐食部の修繕などで、103系とは思えないほど徹底的に更新修繕されています。

クハ103-261
クハ103-261(モリ25)。モリ25編成ではこのTc103-261以外体質改善工事車です。Tc103-261は一見普通の103系のようですが、前面窓が前述のTc103-827と同様に一枚窓になっていることと屋根上の通風器が撤去されていることから体質改善30N車と分かります。
体質改善30Nでは前述の体質改善工事と比べてややメニューが簡易化されており、側面の窓枠と雨樋はそのまま再利用、腐食部の修繕等が行われています。

クハ103-243
クハ103-243(モリ20)。延命N40工事施行車で、このTc103-243を含むモリ20編成の全部がN40車です。
体質改善工事の前にJR西日本で行われていた延命工事施行車で、このN40工事は腐食部の修繕の他に側窓の交換が行われており、黒窓サッシが外観上の特徴となっています。今回一番多く見かけたのがこのタイプでした。

クハ103-177
クハ103-177(モリ14)。延命N工事施行車で、国鉄時代に行われていた特別保全工事のメニューをより深度化したもので、主に新製時より20年ほどの時に行われていて車齢を10年延命することを狙っています。もっとも現在では車齢40年ぐらいに達していますが…
JR西日本の103系の現在は鉄道ファン2007-1(No.549)に詳しく載っていますのでこちらも参考にされると良いかと思います。
環状線の103系は撮影した当日は動いている車両の半分ぐらいのように感じました。201系もだいぶ転用が進んでいるなと感じた一時でした。
参考:
190.大阪環状線の103系
263.少しずつ変化…大阪環状線
311.今なお現役!クハ103-1
ゆず posted at 23:20 | Category : 旅行記:2007年冬・関西遠征, 車両形式:103系あれこれ, JR西日本
■384.関西遠征:元ケヨE38編成に再会
米原で新快速に乗り換えようとしたら、『普通』表示の播州赤穂行である223系が止まっているだけでした。駅の案内を良く見ると途中の野洲から新快速になることが分かり、この列車に乗っていくことにしましたが、最初この時間帯って普通列車(高槻から快速)だけ?と思ったのも事実であり。
というか時刻表忘れた俺が悪いんスが(^^;
何だかで野洲から新快速になりスピードを上げて、気がつけばあっという間の京都でした。奈良線ホームに止まっている鶯色の103系を見て、最初はただの103系かと思いましたが車号にどこかで見覚えがあったので慌てて下車しました。

クハ103-206
奈良区NS402編成のJR難波方の先頭車です。

モハ102-842
どこかで見覚えがあるなぁと記憶を探ってみたら…

京葉区から2年前の夏にJR西日本に譲渡されたE38編成の一部でした。

モハ103-686
このM103-686+M'102-842は森ノ宮区を経て現在はこのNS402編成に組み込まれ、主に奈良線で、また他の4連と編成を組んで4+4で環状線に乗り入れたり朝の区間快速に使用されたりと活躍しています。戸袋窓と連結面の窓が埋められてすっかりJR西日本の車両になっています。外観からはJR東日本にいた面影はほとんど見当たりませんでした。
元ケヨE38編成の一部だった他の車両、M103-684+M'102-840・M103-685+M'102-841は宮原区に暫定的に配置されて東海道・山陽緩行と宝塚線で使用された後は日根野区に転属になり、現在はK803編成(ヒネで唯一の103系8両貫通編成)に組み込まれています。
Tc821とTc828は遠く広島に転属してE-04編成となり山陽線や可部線等で活躍中です。
懐かしさを覚えながら次の新快速で大阪へ向かいました。
ゆず posted at 11:34 | Category : 旅行記:2007年冬・関西遠征, 車両形式:103系あれこれ, JR西日本
2006年7月11日
■312.冷風車消滅?
JR西日本では冷房化率100%を達成するため、アーバンネットワーク各地に残っていた103系や113系の非冷房車を冷房化改造することになりました。しかし、短期間で大量?の車両に冷房を設置する必要があるため、国鉄時代の集中型冷房装置(AU75)では設置改造に時間がかかることからJR化後はそれぞれ独自の分散型冷房装置を開発、短期間で冷房の設置が進み100%を達成しました。
最近ではJR化後当時非冷房車だった113系・103系は初期に製造された車両が多いため老朽化が進み、同じ形式内で後期に製造された車両または新型車両に置き換えられるケースが増えてきており、アーバンネットワーク内では急速に103系の冷房改造車(WAU102)が姿を消しつつあります。
3月と先日関西に行った時はWAU102の冷房改造車…というよりも「冷風車」といったカンジの車両は見かけていません。既に113系冷風車はアーバンネットワークより撤退していますし、103系も奈良と日根野に残っていたと思いますが、奈良の車両は既に消滅しているとかしていないとか。
日根野の車両は羽衣支線(鳳-東羽衣)用として1本がワンマン仕様に改造されており、冷風車だったと思いますが、こちらも長くないかもしれません。

ゆず posted at 23:50 | Com. [6] | TB [1] | Category : 車両形式:103系あれこれ, JR西日本
2006年7月 9日
■311.今なお現役!クハ103-1
大阪環状線ではここでも何回か書いていますが、東海道・山陽線緩行で使用されていた201系を体質改善工事施行のうえ103系置換え用とてして森ノ宮区に転属しています。余剰になった森ノ宮区の103系は整備が行き届いている(らしい)ので、塗装変更し奈良区または日根野区に転出しています。
前回(3月)に環状線を訪れた時は103系でもクハのトップナンバーを撮影できなかったので、今も環状線で運用されているかそれが気になっていたのですが・・・
まずは先日まで「頑張れ、ニッポン!W杯ラッピング」になっていたモリ7編成(クハ103-66以下8連)。さすがにワールドカップも終盤になっていたのでラッピングは全て剥がされていました。
※リンク先は「痛勤形酷電どっと混む!」さん

Tc66-M 507-M'663-T 407-T 408-M 508-M'664-Tc529(モリ7)
もうしばらく大阪駅で撮影していたら回送表示で入ってきたモリ1(クハ103-1以下8連)編成。良くある初期型クハと思いあまり気にしていませんでしたが、前面左下の車号が「1」でした。そう、103系トップナンバーのクハ103-1です。

Tc1-M 528-M'684-T 399-T 485-M 396-M'552-Tc806(モリ1)
JR東日本・東海エリアから103系が全て姿を消し、現役車は大阪まで行かないと見られなくなりましたが、リニューアル編成を中心にこれからも長く利用者の足として走ってほしいものです。
ゆず posted at 23:54 | Com. [6] | TB [1] | Category : 車両形式:103系あれこれ, JR西日本
2006年6月 4日
■298.総武線緩行時代のクハ103-821
これもこの前(No.296)の時、キハ58系の紀勢東線時代を探している途中に見つけたものです。

スキャンし終えて車号を良く見るとなんとまぁクハ103-821。元武蔵野線用のトタ→ケヨE38編成。中央線のイベント列車『三鷹駅・三鷹電車区75周年記念号』を経てJR西日本に売却され、現在はクハのみ広島地区、モハは2ユニットが阪和線へ、もう1ユニットは大阪環状線(森ノ宮)を経て奈良区にいます。
撮影した当時はこれがJR西日本に移動するとは誰が予想できたでしょうか。何気なく撮影したモノが後になって貴重な記録となる良い例かも。
閑話休題。総武線緩行から103系が消えて早5年。時間が経つのは本当に早いです。201系や205系もいなくなってしまいましたからねぇ・・・
ゆず posted at 23:56 | Category : 車両形式:103系あれこれ, JR東日本