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2008年7月24日
■636.羽後国は701系に揺られて
村上からの821Dで酒田に着いたのが8:18。一旦改札を抜けて、駅前のうどん屋で朝食を取りました。酒田に来た時はいつもこの店を利用します。10年ぶりぐらいでしたが、あまり変わっていなくてホッとしました。お腹が一杯になったところで再度北を目指します。
酒田で暫く休んでいると、2番ホームに701系が入ってきました。時刻表を見ると東能代からのロングランで、701系もちょっと一息。

この701系、よく見るとこの10年の間に細かい所が結構変わっていました。パンタは下枠交差だったのがシングルアームに、スカートも209系やJR西の103・201系みたいなタイプだったのが排雪器と一体化した頑丈なものになっていました。
ドア横のボタンを押して車内に入ると、ロングシートなのは変わりありませんが、登場時のピンクから緑色に変わっていました。これだけでも印象がだいぶ違ってきました。
初めて701系に揺られた時は落ち着かなかったのに、今じゃ車内は落ち着いたような感じでした。登場してからもう15年近く経っていますから、ピンクのシートも黒ずんできて交換されたのかもしれません。

東北は関東とは違ってホームの高さが違っています。遅くまで客車の鈍行列車が残っていたのが関係していると思いますが、電車の床の方が高めになっています。ですので、ドアはホームの高さに合わせて低めなのでどうしても段差が出来てしまうため、ドア付近にはこのような注意書きがありました。

すっかり白化していた所属と定員を表すもの。登場したときは黒の文字でしたが、風雪に耐えているうちに次第に色が落ちて白くなってしまったのでしょうね。
ここで簡単に701系について触れておきます。
701系の登場前は、鈍行といえば羽越本線・奥羽本線・東北本線で50系客車(一部は12系客車、少数ながらディーゼルカーを使用した鈍行もあった)でした。この区間では機関車が牽引するわけですが、その機関車の老朽化が目立ってきたのと、終着駅では必ず機関車の付け替えが生じて非効率的なことと、客車は製造されてから10年程度でしたが非冷房でサービス上問題があったため、それらの解消のため開発・投入されたのが701系です。
701系はまず最初に奥羽・羽越線に投入されて客車列車を駆逐した後は、東北本線の盛岡-青森にも仕様を変えたタイプが投入され、それらの線区では冷房化100%を達成しました。その後仙台地区にも老朽化した455系や715系の置換え用として投入され、現在に至ります。
しかしながら、ロングシートでの投入は一部で反発があったようで、新聞の投稿欄にも載ったと当時の鉄道雑誌に取り上げられた記憶があります。
539Mは酒田を定刻に出発すると、足取りも軽く秋田を目指します。酒田を出てから2つ目の南鳥海までは覚えているのですが、睡眠不足がたたって秋田近くまで爆睡していました。
秋田まではなんだかあっという間だったような気がします。

秋田駅の駅名標。

すっかり秋田地区に馴染んだ701系。